経済は安定成長に戻る見通し

中国経済は今年、消費の拡大と不動産部門の回復を背景に雇用がさらに創出され、回復して安定した成長に戻ると予想されている、と上級政治顧問が述べた。

中国人民政治協商会議全国委員会経済委員会副委員長で政治顧問も務める寧吉哲氏は、中国政府が2023年の経済成長率目標を「約5%」と控えめに設定した日曜の第14期全国人民代表大会第1回会議の直前にこの発言をした。

寧氏は、中国経済は昨年3%成長したが、これは新型コロナウイルス感染症の影響や多くの不確実性を考慮すると、苦労して勝ち取った成果だと述べ、2023年以降の優先課題は経済成長のスピードと質の両面を確保することだと付け加えた。理想的な成長とは、巨大な中国経済の潜在成長力に近いものであるべきだ。

「成長目標は様々な指標に分解されますが、雇用、消費者物価、国際収支が最も重要です。特に、経済成長の恩恵が国民に確実に行き渡るためには、十分な雇用が確保されなければなりません」と彼は述べた。

新たに発表された政府活動報告では、今年の都市部の新規雇用目標を昨年より100万件多い1,200万件に設定した。

同氏は、旅行やサービスへの潜在需要の顕在化に牽引され、過去2ヶ月間、消費が力強く回復したことが今年の成長の可能性を示唆しており、第14次5カ年計画(2021~2025年)で計画されていた主要プロジェクトの建設が本格的に開始されたと述べた。これらの動きはすべて、経済にとって好ましい兆候である。

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投稿日時: 2023年3月20日